USLPGAティーチングプロへの道のり
新年ムードがまだまだ続いてますが、皆様はいかがお過ごしですか?
サンノゼでの生徒さんだった近藤香奈子さんが日本に帰国しました。
彼女は実技試験をクリアし、ただいまUSLPGAのティーチングプロを目指し筆記試験合格に向けて奮闘中です。一発合格できた実技試験が一番の山場だと思っていたらしいのですが、そのあとの勉強の方が実は大変だということを知り、めげそうになってるようですので、気晴らしに週末ゴルフに一緒に行ってきます。(笑)
そんなわけ(?)で今日はUSLPGAティーチングプロへの道のりをご紹介いたしますね。
USLPGAのティーチングプロ試験は、まずゴルフの腕を磨き、実技試験でターゲットスコアをクリアするところから始まります。
・・・が、これだけではティーチングプロにはなれません・・・
実技試験に無事クリアすると、次は筆記試験が待っているのですが、その前に、
フロリダかアリゾナフェニックスで行われる5日間のセミナーに出なければなりません。
セミナーで学ぶことは、分厚いファイルをまず渡されて、
①USLPGAのこと ②ゴルフ理論 ③道具に関して ④コミュニケーション ⑤ゴルフフィットネス(体のこと)
⑥ゴルフビジネス ⑦自身の向上
という分野に分かれ、ホテルのセミナールームとゴルフ練習場で朝8時から夕方5時までびっちり行われます。
ここで私が一番興味深かったのは、
「人の数だけゴルフスイングの数がある」
「その人を見てその人に一番あったスイングと教え方をすること」でした。
例えば、USLPGAレッスンではまず、最初にお会いしたときに、「左脳派なのか右脳派」なのかを見分け、さらに
「Visual(視覚派) ・ Auditory(聴覚派) ・ Kinesthetic(運動感覚派)」
という3つのタイプのうちどの感覚派なのかにより、レッスン展開を変えていきます。
「スイングの型は1つで、理想の型にはめていく教え方」だと思っていた私には目からうろこだったのを覚えています。
ちなみに・・・アメリカ最新理論とは、3年前にセミナーを受けた方が再受講した際に「Oh,Too old!」と言われ、ファイルを総取替えされてました。それだけ常に最新理論についていくのは大変なのです。
セミナーのあとは、オンラインでも勉強し、課題図書を読み、いよいよ筆記試験!
*但し週20時間以上3ヶ月以上のゴルフ関連の指定された労働と2通の推薦書が必要です。
私の場合、まず自分のビザがアメリカで働けるビザかどうかの確認から始まり、ソーシャルセキュリティーやらワークパーミッションを取り、駐在先のアメリカで奥さんが働くことが前例にないということでビザ元の主人の会社とのやり取りも時間がかかり、仕事をするまでにかなり面倒な手続きを踏んでやっと就活。資格取得の前にひと山越えたのでした。(笑)
筆記試験ですが、こちらは膨大な範囲から出題されるので、山掛け不可能です。
「こういうケースの場合どうか?」という理解していないと答えられない問題もあるので、勉強量はハンパないです。
しかも当然英語ですし・・・
なので、英語のハンデと勉強量でめげそうになることが多々あるんですよ。
こうして筆記試験に見事合格した暁に、晴れてティーチングプロフェッショナルとなっていくわけです。
ここでふう~~っと一息つきたいところですが・・・
年間のレッスン(労働)時間をクリアし、期限内に次のセミナーやオンライン勉強を済ませ、レポートを仕上げ、次の試験は筆記試験とLPGA側が用意する生徒さん3人を実際にレッスンしてみせる実技試験と続いていきます。これを怠ると資格剥奪!という厳しい世界なのです。こうしてクラスB→クラスAへのステップを踏んでいきます。
クラスAは日本ではA級=永久と言われているようですが、アメリカではクラスAになったあとも、セミナーに出たりして一定のクレジットを取っていかなければなりません。いつでも資格降格か剥奪の危機があるので、それはそれは嫌でも勉強家になります。(笑)
という道を香奈子さんはこれから歩んでいくわけです。
資格合格がゴールじゃないんですよ。その後もずーーーーーっと勉強は続きます。
でも、一生学べる資格って素晴らしいじゃあないですか!
日本でもこれから出会う生徒さんに常に新鮮なネタ(!?)を提供し、
「体を痛めず、よりわかりやすい感覚で、最短上達!」
今年は香奈子さんもティーチング仲間に加わると信じてます!
一緒に日本で頑張っていこうね!!


